第106章 小泉大輔の瞳に映る景色となる

「へえ?」

小泉大輔は眉を上げ、さすがに意外そうな顔をした。

ボトルの蓋を閉めると、彼は手を伸ばして相手のタブレットを受け取る。

ニュースでは今日の展示会が取り上げられていて、南雲玲奈はたしかに映像に映っていた。

ただし正面はなく、横顔だけ。整った横顔のラインが一瞬――おそらく、目立ちすぎないようにしているのだろう。

それでも、顔立ちの良さは隠しようがない。

欠点の見当たらない輪郭。艶を含んだアイメイクの瞳。すっと通った鼻筋。目を奪う赤い唇。

きりっとしたスーツに合わせれば、知的でありながら艶っぽさもある。

コメント欄では、ネット民が盛り上がっていた。

「3秒でこのお姉さん...

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